ウィキッド20周年記念50ペンスコインは、人気ミュージカル『ウィキッド』のロンドン初演20周年を記念して、英国王立造幣局(ロイヤルミント)が発行する記念コインです。
『ウィキッド』は、『オズの魔法使い』に登場する2人の魔女、エルファバとグリンダの友情や葛藤を描いたミュージカルであり、世界中で高い人気を誇ります。
コインには、魔女の帽子や箒など、作品の世界観を象徴するモチーフが描かれており、ミュージカルの魅力を感じられるデザインが特徴です。
金貨や銀貨など複数の種類が発行されており、作品のファンだけでなく、特別な記念コインを収集するコレクターにとっても魅力的な一枚となっています。
この記事では、ウィキッド20周年記念50ペンスコインの魅力と種類を紹介します。
この記事のポイント
・通常版やカラーコイン、プルーフ金貨の種類と特徴、コレクションとしての魅力を紹介
ウィキッド20周年記念50ペンスコインの概要

| 概要 | 内容 |
| 発行国 | イギリス |
| 発行年 | 2026年 |
| 額面 | 50ペンス |
| デザイナー(表面) | マーティン・ジェニングス(Martin Jennings) |
| 表面 | チャールズ3世の左向き肖像 |
| 刻印(表面) | CHARLES III・D・G・REX・F・D・50PENCE・2026・ |
| デザイナー(裏面) | フィオン・リース(Ffion Rees) |
| 裏面 | 魔女の帽子や箒など『ウィキッド』を象徴するモチーフ |
| 刻印(裏面) | Wicked |
| 直径 | 27.30mm |
| 重量 | 8.00g |
| 素材 | 白銅(銅・ニッケル合金) |
| 仕上げ | ブリリアント・アンサーキュレイテッド(BU・カラー仕様) |
ウィキッド20周年記念50ペンスコインは、英国王立造幣局(ロイヤルミント)が2026年に発行した、人気ミュージカル『ウィキッド』のロンドン初演20周年を祝う記念コインです。
『ウィキッド』は、2003年にアメリカのブロードウェイで初演され、2006年にはロンドンでも上演が始まったミュージカルです。
『オズの魔法使い』に登場する2人の魔女、エルファバとグリンダの友情や葛藤を中心に、善と悪の境界や他者との違いを受け入れることの大切さを描いています。
コインの表面には、イギリス国王チャールズ3世の左向き肖像が描かれています。
肖像を手がけたのは、イギリスの彫刻家マーティン・ジェニングスであり、王冠を着けていない国王の姿が写実的に表現されています。
一方、裏面には、魔女の帽子や箒、タイム・ドラゴン・クロックなど、ミュージカルの世界観を象徴するモチーフが描かれています。
カラーコインでは、作品をイメージした緑色やピンク色が取り入れられており、『ウィキッド』ならではの幻想的な雰囲気を楽しめることが特徴です。
今回紹介する50ペンスカラーコインは、ブリリアント・アンサーキュレイテッド(BU)仕様で発行されています。
作品のファンだけでなく、イギリスの記念コインを収集するコレクターにとっても魅力のある一枚といえるでしょう。
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ミュージカル『ウィキッド』とは?
ミュージカル『ウィキッド』について詳しく紹介します。
- 『オズの魔法使い』を別の視点から描いた物語
- エルファバとグリンダの2人の魔女の友情を描く
- ブロードウェイ初演から世界中で人気を獲得
それぞれ詳しく見ていきましょう。
『オズの魔法使い』を別の視点から描いた物語

『オズの魔法使い』著ライマン・フランク・ボーム
『ウィキッド』は、アメリカの作家ライマン・フランク・ボームが1900年に発表した児童文学『オズの魔法使い』の世界を、魔女たちの視点から描いたミュージカルです。
原作となったのは、グレゴリー・マグワイアが1995年に発表した小説『Wicked: The Life and Times of the Wicked Witch of the West』です。
『オズの魔法使い』では、主人公ドロシーの前に立ちはだかる「西の悪い魔女」が登場しますが、『ウィキッド』では、その魔女がなぜ悪者と呼ばれるようになったのかが描かれています。
『ウィキッド』は、単純な善悪の対立ではなく、偏見や差別、友情、自分らしく生きることの大切さを描いた作品です。
誰もが知る『オズの魔法使い』の物語を異なる立場から見つめ直すことで、登場人物たちの新たな一面を知ることができる点が大きな魅力となっています。
エルファバとグリンダの2人の魔女の友情を描く

『Wicked: The Life and Times of the Wicked Witch of the West』著グレゴリー・マグワイア
『ウィキッド』の物語の中心となるのは、対照的な性格を持つエルファバとグリンダの2人の魔女です。
エルファバは、生まれつき緑色の肌を持つ少女であり、その外見から周囲の偏見や差別を受けながら育ちました。
一方、グリンダは、美しい容姿と明るく社交的な性格を持ち、周囲から人気を集める少女として描かれています。
2人はシズ大学で出会いますが、当初は性格や価値観の違いから反発し合っていました。
しかし、さまざまな出来事を通じて互いを理解するようになり、次第に深い友情を築いていきます。
その後、オズの国で起こる事件をきっかけに、2人は異なる立場に置かれ、それぞれの信念に従って別々の道を選ぶことになります。
エルファバは「西の悪い魔女」、グリンダは「善い魔女」として知られるようになりますが、2人の間に生まれた友情は物語を通じて重要なテーマとなっています。
外見や性格、考え方が異なる2人が互いを認め合い、成長していく姿は、『ウィキッド』が世界中で支持される理由の一つです。
ブロードウェイ初演から世界中で人気を獲得

『ウィキッド』は、2003年10月30日にニューヨークのブロードウェイで初演され、世界的な人気を獲得しました。
音楽と作詞を手がけたのはスティーヴン・シュワルツ、脚本を担当したのはウィニー・ホルツマンです。
2004年には、アメリカの演劇界で権威あるトニー賞で10部門にノミネートされ、主演女優賞を含む3部門を受賞しました。
作品を代表する楽曲「Defying Gravity(自由を求めて)」は、エルファバが自らの信念に従って生きる決意を歌った曲として知られています。
その後、アメリカ国内での公演に加え、2006年にはイギリス・ロンドンのウエストエンドでも上演が始まりました。
日本でも2007年に劇団四季による公演が始まり、幅広い世代の観客に親しまれてきました。
2026年にはロンドン初演から20周年を迎え、その節目を祝う記念品の一つとして、英国王立造幣局(ロイヤルミント)から50ペンスコインが発行されました。
ウィキッド20周年記念50ペンスコインの種類
ウィキッド20周年記念50ペンスコインの種類を紹介します。
- チャールズ3世 ウィキッド20周年記念 50ペンスコイン(カラー加工なし) 2026年
- チャールズ3世 ウィキッド20周年記念 50ペンス金貨 2026年
チャールズ3世 ウィキッド20周年記念 50ペンスコイン(カラー加工なし) 2026年

| 概要 | 内容 |
| 発行国 | イギリス |
| 発行年 | 2026年 |
| 額面 | 50ペンス |
| デザイナー(表面) | マーティン・ジェニングス(Martin Jennings) |
| 表面 | チャールズ3世の左向き肖像 |
| 刻印(表面) | CHARLES III・D・G・REX・F・D・50PENCE・2026・ |
| デザイナー(裏面) | フィオン・リース(Ffion Rees) |
| 裏面 | 魔女の帽子や箒など『ウィキッド』を象徴するモチーフ |
| 刻印(裏面) | Wicked |
| 直径 | 27.30mm |
| 重量 | 8.00g |
| 素材 | 白銅(銅・ニッケル合金) |
ウィキッド20周年記念50ペンスコインの通常版は、ロイヤルミントが2026年に発行した、ミュージカル『ウィキッド』のロンドン初演20周年を記念するコインです。
カラーコインと同じデザインが採用されていますが、着色されていないため、金属本来の輝きと繊細な彫刻を楽しめることが特徴です。
素材には白銅が使用されており、ブリリアント・アンサーキュレイテッド(BU)仕様で仕上げられています。
ロイヤルミントの販売価格は15ポンド、カラーコインは27.50ポンドとなっており、通常版のほうが12.50ポンド安く購入できます。
チャールズ3世 ウィキッド20周年記念 50ペンス金貨 2026年

| 概要 | 内容 |
| 発行国 | イギリス |
| 発行年 | 2026年 |
| 額面 | 50ペンス |
| デザイナー(表面) | マーティン・ジェニングス(Martin Jennings) |
| 表面 | チャールズ3世の左向き肖像 |
| 刻印(表面) | CHARLES III・D・G・REX・F・D・50PENCE・2026・ |
| デザイナー(裏面) | フィオン・リース(Ffion Rees) |
| 裏面 | 魔女の帽子や箒など『ウィキッド』を象徴するモチーフ |
| 刻印(裏面) | Wicked |
| 直径 | 27.30mm |
| 重量 | 8.00g |
| 発行枚数 | 最大85枚 |
| 品位 | 916.7/1000金 |
ウィキッド20周年記念50ペンス金貨は、2026年9月17日に発売された、ミュージカル『ウィキッド』のロンドン初演20周年を記念するプルーフ金貨です。
通常版やカラーコインと共通のデザインが採用されていますが、金品位91.67%の22金を使用し、鏡面仕上げによって細部まで美しく表現されています。
発行枚数の少なさからも、コレクション向けの特別な記念金貨といえるでしょう。
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ウィキッド20周年記念50ペンスコインに関するよくある質問

ウィキッド20周年記念50ペンスコインに関するよくある質問をまとめました。
- ウィキッド20周年記念50ペンスコインは何を記念して発行された?
- ウィキッド20周年記念50ペンスコインは将来的に価値が上がる?
- イギリスのコインの売却・買取はどこがおすすめ?
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ウィキッド20周年記念50ペンスコインは何を記念して発行された?
ウィキッド20周年記念50ペンスコインは、ミュージカル『ウィキッド』のロンドン初演20周年を記念して、2026年に英国王立造幣局(ロイヤルミント)が発行したコインです。
『ウィキッド』は2003年にブロードウェイで初演され、2006年にはロンドンでも上演が始まりました。
2026年はロンドン初演から20周年にあたり、作品の歴史と人気を称える記念コインが発行されました。
ウィキッド20周年記念50ペンスコインは将来的に価値が上がる?
ウィキッド20周年記念50ペンスコインの将来的な価値は、発行枚数や保存状態、コレクターからの需要などによって変わります。
特に、最大発行枚数が限られているプルーフ金貨は、通常版と比較して希少性が高いことが特徴です。
ただし、発行枚数が少ないからといって、必ずしも価格が上昇するわけではありません。
購入する際は、コインの希少性だけでなく、販売価格や市場での取引状況も確認することが大切です。
イギリスのコインの売却・買取はどこがおすすめ?
イギリスのコインを売却するなら、希少性や歴史的な価値を適切に評価できる専門店に相談することが大切です。
特に、発行枚数が限られた記念金貨や歴史的な価値を持つアンティークコインは、金そのものの価値に加え、発行年や保存状態、コレクターからの需要によって買取価格が変わります。
イギリスのコインの売却・買取を検討している方には、アンティークコイン専門店の「コインライブラリー・プリンシパル」がおすすめです。
イギリスをはじめとする世界各国のコインの査定・買取について相談できます。
イギリスのコインの売却を希望する方は、こちらからお問い合わせください。
まとめ
ウィキッド20周年記念50ペンスコインは、世界中で愛されるミュージカル『ウィキッド』のロンドン初演20周年を祝う、特別な記念コインです。
作品を象徴する魔女の帽子や箒などがデザインされており、エルファバとグリンダの物語を身近に感じられる一枚となっています。
通常版やカラーコインに加え、発行枚数が限られたプルーフ金貨も用意されているため、作品のファンから本格的なコインコレクターまで、幅広い層が楽しめるシリーズです。
特にプルーフ金貨は、金そのものの価値に加えて、発行枚数の少なさや作品の人気がコレクションとしての評価に影響する可能性があります。
ミュージカルの歴史と英国の造幣技術が融合した記念コインとして、今後のコレクター市場での評価にも注目したいところです。